(なかがわらだんち)
場所・姫路市広畑区才

皆さん、廃墟好きですか？

廃墟マニア！
それは恋人と手をとりあって東京タワーに登るよりも、
あえて柳京ホテルに登りたがる志を持った連中のことです！
（偏見。あそこは厳密に言や廃墟じゃないしね）

世間に背を向け続けるヤツラの特徴は３つ。

１、人が一杯いると興ざめする。

これは大きい。
正直、じっちゃんばっちゃんが大挙して船でホイホイやってくる端島なんて、もう廃墟じゃない気さえしますしね。
多くても２、３人がベストと思われます。

遭難しても助けがやってこなそうなスリルが肝心。

２、多大な労力を払い、命さえ露骨に危険に晒し、
時には法に逆らって（不法侵入とか）でも、行きたくなる。

そもそもいともたやすく侵入できて、お手軽にセーフティー、
セコムのマークを気にしないでいいトコには、廃墟なんてないんですが。
あるとしたら、裏社会がらみのヤバ物件ばかり。

もしかしたら一般生活をしてたらお近づきになれない方々と触れ合えるかも。

３、興味ない人には、まったく理解されない。

特におまわりさんとか。
まあ、ぶっちゃけ犯罪者ですからね、実際。
所有者からすりゃ迷惑以外の何物でもないわけで。

とまあ、世間にとって百害あって一理ない廃墟マニアの皆さんですが、たった一つだけイイトコがあります。

それは古きよき物への愛情（偏愛）です。

手柄のテニスコートやらアイススケート場を、何の躊躇もなくぶっ壊してしまえる姫路に欠けてる気持ちですよ。
廃墟になる前にぶっ壊される素敵な建築物がどれほどあることか。

というわけで今回は姫路から失われつつある昭和の香りを味わって、
廃墟じゃなくっても芳ばしいんだぜってトコを堪能してみましょう。

合法だしね。

	場所は広畑。どの駅からも微妙に遠いのに、線路がすぐ其処なんで騒音だけは人一倍の残念な立地に、今回の目的地、県営住宅、中河原団地はあります。裏手は畑なんで、その全貌もご覧のとおり。
	昭和、昭和と言っても、最新の棟は昭和５５年と大分後半に建てられてます。まあ、それでも穴居人より年上なんですが。見た目は何処にでもある団地。何の変哲もありません。
	集会所に漂うどうしようもない昭和臭は拭えませんが。歌謡教室ってまだ現存してんですね。取材したいトコですが、ネタについていけるか心配です。
	言いたいことは痛いほど解るんだけど、注意してるというより、呪いをかけてるよーにしか思えない注意書きも古きよき時代を彷彿とさせます。今や、プリンタ印刷ですからね。捨ル不可ズ罰スなんて変換すら出来ませんよ。一文字一文字手打ちですよ。ただの注意書きなのに、破ったら何されるかわからないパワーを感じます。（褒め言葉）
	ちょっとレアなのが、このアンテナ。姫路を各地回ってきましてけど、 NTTのアンテナはボコスカ建ってますが、コイツは初めてです。何かって？ケーブルテレビ用アンテナですよ。お年寄りにテレビ買い換えなくても地デジ見れるゼと、布教しまくってるヤツラですよ。でもまあネットもCSの番組もイオよりは、得な気がします。
	さあてここからが本番ですよ。さっき違和感を覚えませんでした？最新の棟が昭和５５年なんですぜ。もう３０年前の物件が最新なんですぜ。じゃあ、他は？ああ、山崎が動かないコトを心から祈りますよ。
	旧棟はなんと、昭和４９年。後、４、５年で４０才です。だからこそ出せる、この深み！平成に建てられたエレベーター付きのへなちょこ県住じゃ出せないノスタルジック！こっから、しばらくその雰囲気を味わってみてください。





	どうです？住んでる人には、ありがたみもクソもないんでしょうけど、軒下に臼ですよ！照明が裸電球ですよ！向かい合わせの通路からは、反対側が丸見えですよ！この雰囲気は中々、他で味わえるものじゃありません。
	極めつけは屋上。すんなりあがれるんですが、おびただしい数のアンテナが立ち並び、ほの暗い水の底から何か出てきそうな給水タンクだドデンと居座る、マニアックなシュチュエーション。素直に昭和にタイムスリップ出来る素敵スポットです。といっても住人は早く平成にバージョンアップして欲しいんでしょうが。
	てなわけで、廃墟マニアの皆さん。人が住んでる物件も、悪かないでしょう？イマドキの子供の素敵なラクガキも見れます。ちょいとハイレベルですが。卑弥呼って漢字で書けるんだね、現代っ子・・・。珍走族のラクガキとはレベルが違いすぎる・・・。いずれここも、下手野のごとく建て替えられるんでしょうから、今のうちにこの雰囲気を愉しんでおきましょう。ま、民主党は緊縮財政らしいから、まだまだ安泰かも知れませんけどね。住人は堪ったもんじゃないでしょうが。ホント、山崎が動かないコトを祈ってます。

	場所は広畑。どの駅からも微妙に遠いのに、線路がすぐ其処なんで騒音だけは人一倍の残念な立地に、今回の目的地、県営住宅、中河原団地はあります。裏手は畑なんで、その全貌もご覧のとおり。
	昭和、昭和と言っても、最新の棟は昭和５５年と大分後半に建てられてます。まあ、それでも穴居人より年上なんですが。見た目は何処にでもある団地。何の変哲もありません。
	集会所に漂うどうしようもない昭和臭は拭えませんが。歌謡教室ってまだ現存してんですね。取材したいトコですが、ネタについていけるか心配です。
	言いたいことは痛いほど解るんだけど、注意してるというより、呪いをかけてるよーにしか思えない注意書きも古きよき時代を彷彿とさせます。今や、プリンタ印刷ですからね。捨ル不可ズ罰スなんて変換すら出来ませんよ。一文字一文字手打ちですよ。ただの注意書きなのに、破ったら何されるかわからないパワーを感じます。（褒め言葉）
	ちょっとレアなのが、このアンテナ。姫路を各地回ってきましてけど、 NTTのアンテナはボコスカ建ってますが、コイツは初めてです。何かって？ケーブルテレビ用アンテナですよ。お年寄りにテレビ買い換えなくても地デジ見れるゼと、布教しまくってるヤツラですよ。でもまあネットもCSの番組もイオよりは、得な気がします。
	さあてここからが本番ですよ。さっき違和感を覚えませんでした？最新の棟が昭和５５年なんですぜ。もう３０年前の物件が最新なんですぜ。じゃあ、他は？ああ、山崎が動かないコトを心から祈りますよ。
	旧棟はなんと、昭和４９年。後、４、５年で４０才です。だからこそ出せる、この深み！平成に建てられたエレベーター付きのへなちょこ県住じゃ出せないノスタルジック！こっから、しばらくその雰囲気を味わってみてください。





	どうです？住んでる人には、ありがたみもクソもないんでしょうけど、軒下に臼ですよ！照明が裸電球ですよ！向かい合わせの通路からは、反対側が丸見えですよ！この雰囲気は中々、他で味わえるものじゃありません。
	極めつけは屋上。すんなりあがれるんですが、おびただしい数のアンテナが立ち並び、ほの暗い水の底から何か出てきそうな給水タンクだドデンと居座る、マニアックなシュチュエーション。素直に昭和にタイムスリップ出来る素敵スポットです。といっても住人は早く平成にバージョンアップして欲しいんでしょうが。
	てなわけで、廃墟マニアの皆さん。人が住んでる物件も、悪かないでしょう？イマドキの子供の素敵なラクガキも見れます。ちょいとハイレベルですが。卑弥呼って漢字で書けるんだね、現代っ子・・・。珍走族のラクガキとはレベルが違いすぎる・・・。いずれここも、下手野のごとく建て替えられるんでしょうから、今のうちにこの雰囲気を愉しんでおきましょう。ま、民主党は緊縮財政らしいから、まだまだ安泰かも知れませんけどね。住人は堪ったもんじゃないでしょうが。ホント、山崎が動かないコトを祈ってます。