(みのこふんぐん)
場所・姫路市四郷町見野
Q:議員さんってどんな仕事をしてる人?
政治にとんと疎い穴居人は、談合とか、斡旋とか、収賄とか、
負のイメージが強いキーワードばかりが出てきちゃいますが、
本来は民意をまとめて、税金を正しくバラまく手伝いをする仕事です。
・・・・まあその民意をまとめるってのが、つい一部の人達に偏り過ぎちゃったりするんで、
談合とか、斡旋とか、収賄とかが、起きるんですけどね。
さて、皆さんは地元の議員さんが今どんな活動をしているか、即答できますか?
正直、穴居人は全然知りません。
議員のNo.1である国会議員でさえ何をやってるのかよく知らないのに、
県会議員とか、市会議員になると、学校の卒業式や結婚式なんかに祝辞を送る位しか、
仕事ないんちゃうかと勘繰ってしまう程ですよ。
まるで裏でやましい事をやっているから、わざと隠してるような露出のなさ。
本当に何をしてるんでしょう・・・?
というわけで、今回は一市会議員の知られざるお仕事です。
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ぶっちゃっけ↓を見れば、全て詳しく紹介してあります。 見野古墳群保存会 一つの古墳群にこれだけクローズアップして 力を入れているトコは姫路にはないですよ。 いや〜すごい。 さすがは市会議員のお仕事です。 |
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この見野古墳群、他の小さな古墳と同じく、 住宅街に埋もれて、草ぼうぼう・・・。 見るも無惨なトコでした・・・・ 近くの公園にある親切な案内板で探しても、 何処に古墳があるのかすらわからない・・・ でも今は違います! 遠くからでも一望出来る程、あからさまに整備されてます。 さすがは市会議員のお仕事です。 |
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「姫路の石舞台」の異名を持つ10号墳。 ホントに2年前に来たときは、 こんな危なっかしいトコだと思いませんでした。 何せ草で下が隠れていたので・・・ 除草が行き届いていると、 とても上に乗る気にはなれないです。 一応、お墓ですしね。 しかし、さすがは市会議員のお仕事です。 |
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2年前は実際にどの古墳もこんな状態でした。 この8号墳。 お墓のど真ん中でコンクリで固められてます。 ・・・さすがにコイツだけはどうにもならなかったみたいで、 2年前そのままの姿を晒してます。 そういや、ここって古墳と児童公園と墓地が隣接する 姫路有数の珍しいスポットなんですよね。 かといって何のセールスポイントにもならないんですが。 |
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玄室(棺の安置場所)と、羨道(通路)の間に 壁がつくられた痕跡のある珍しい構造の7号墳内部。 珍しいって、通路と棺を置く場所を遮るものがない方が、 危機感なさすぎで怖いんですが・・・・ だから基本的に盗掘を免れている古墳は少ないんですよ。 田舎では家に鍵をかけなくても、 泥棒に入られなかった時代があったと言いますけどね。 戸締まりは大事です。 |
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姫路市民必見! 数ある市内の古墳の中で唯一、 同じ墳丘内に二つの石室が作られている、 俗称「夫婦塚」こと6号墳。 しつこいようですけど、2年前は草ぼうぼうで、 もう一つの石室なんか「どこにあるの!?」ってカンジでした。 この写真でも「どこにあるの!?」ってカンジですが。 すいません。 (一番左端にかろうじて見える) ちなみに最近の発掘調査でこの古墳から 金の耳輪が発見されたりって事も、ありました。 金目の遺物は意外と転がってるモンですよ。 だから盗掘されるんですが・・・ |
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はい、これが見野古墳群で 一番保存状態がいいとされる4号墳内部です。 確かに綺麗。 規模もそこそこですけど、他の古墳に較べて平凡なのも確か。 お墓に奇抜さを求めても、しゃあないんですが。 |
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古墳と畑の間を縫って、竹藪の中に入っていくと、 2006年に発見された真新しい古墳がお出迎えしてくれます。 2004年からでは、大学の研究チーム以外は 一市会議員さんが独力で見つけだしたそうです。 ホントにさすがは市会議員のお仕事です。 未認定の分も幾つかあって、このペースで行くと、 来年には倍になってるかも知れません。 ガンバレ!市会議員! たまたま家の庭石が実は古墳だったりすると、 ちょい嫌ですけど。 |
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さて、かなり離れた場所の墓地にある(墓地ばっかですな、ここ) 1号墳の上では蛙がお見送りをしてくれます。 いや〜、2年振りに訪れた見野古墳群ですけど、 かなり見応えがありました。 引き続き、綺麗に整備されて欲しいッスね。 え? 談合とか、斡旋とか、収賄とかじゃないのって? いやいや、今回は市会議員の、 知られざるいい仕事の紹介だったんですw デカイ箱モノ作るより、こっちのほうが よっぽど地元に貢献してる気がしますね。 すぐ近くの見るも無惨な「阿保の百穴」も、 整備されたりとか・・・しないかな・・・っと、期待してみたり。 |