(えんめいざか)
場所・姫路市安富町関
一昔前に流行った脳トレゲームで、脳年齢80歳代を叩き出した穴居人は、
この手の目安は信じないことにしてます。
きっと何かの間違いです。
だからWiiにも手を出しません。
身体年齢なんて知りたくもないので。
ただどうしても知りたい、けどWiiはいらないアウトドア派の方もおられましょう。
そんな時は是非、延命坂へ。
ただしここに行くにはいくつか条件があります。
1、車に乗れる。
もしくはどうにか安富町の奥地まで殴り込める根性のある方。
2、とんでもなくしょーもないコトを笑って許せる。
ここ重要です。
さあ、なんとなく嫌な予感のしてきた方もおられましょう。
まあ、このHPをご覧いただいている方なら無問題です。
あ、それと・・・忘れるトコでした。
3、100才以下の方。
何せ目安が100歳までしかないもんで。
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安富町最大の別荘地、 聞くも恥ずかしい投げやりな ネーミングが素敵な「理想都(リゾート)」に 延命坂はあります。 しかもその中で最も奥、 標高の高い場所に。 一般ピープルの知名度は 穴場の姫路一低いと言って 過言じゃないでしょう。 ぶっちゃけ一生知らなくてもいい位です。 |
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ここを知ったのは、6年前。 免許取り立ての友達を騙くらかして、 関の落人伝説 (平家の落人が住んでいた伝説がある) を調べに来た時でした。 その時は、山ん中に立派な木組みの階段が 無意味に続いているコトに感心したもんです。 立派? そう、ちょい前までは、キレイだったんですよ。 ←今や、この有様ですが。 実際、やるよりハードルあがったんじゃ・・・ |
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ここのルールは単純明快。 どこまで登れるかで、 身体年齢を計ってくれるのです。 まあ、どう考えても、 ↑100歳から←90歳の道のりは、 大正生まれのお歴々には かなり無理がありますが。 車いす入れないし。 それにしても、酷い荒れよう。 何があったんだ?? いや、何もなさ過ぎたのかも知れませんが。 |
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80歳から勾配が恐ろしく急に。 まだ早いと思います。 60歳までは緩やかでお願いします。 20代の穴居人でも転びそうです。 幸い、手摺りがしっかりとついてるので、 いけそうですが・・・・ 斜め向いてやがる。 体重かけた瞬間に手摺りが ただの木片にトランスフォームしそうです。 まるで人生。 数十年貯め込んだお金を、 口八百で別荘なんかを買わされたうえに、 いつのまにかローンまで組まされて、 身ぐるみ剥がされるという教訓ですよ。 いや、「理想都(リゾート)」に ケンカ売ってるワケじゃないですよ。 |
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70歳代まで来ました。 もうここまで清々しい荒廃っぷりだと、 手摺りに頼る気もおきなくなります。 やっぱり長生きするには、 自分の足で歩かないけん! ということなんでしょうか? とりあえず、手摺り達よ。 踏ん張れとか贅沢は言わねぇ。 階段にはみ出して進路妨害するのだけは 止めていただけませんかね? |
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60歳代。 ついに両側の手摺りがサヨウナラしました。 正直、ここまで登ってこれる根性のある人は、 頂上まで難なく行ける気がするんですが、 胸に秘めておきましょう。 というかさっきから気になってるんですが、 延命坂沿いにしつこい位、 設置してある売地の看板。 ・・・もしかして此処にも別荘建てさせる気ですか? 道路繋がってないんですけど・・・ それとも毎日、 ここを行き来させる気なのか? |
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40歳代。 何となくゴールが見えてきましたゼ。 え?50歳代? 看板すら崩れ落ちたのか行方不明ですよ。 此処じゃそんなの気にするだけ無駄です。 枕木まで腐り落ちてきました。 この難易度が40歳代なんでしょうか? 後、5年もしたら、 延命坂自体が土に還りそうな勢いです。 |
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30歳代。 ゴールももう目の前。 って20代と10代は!? 人生最もハッチャケられる瞬間じゃないですか! ここから崖になってても良いぐらいですよ。 こんなんじゃ、80歳代の方が デンジャラスです。 何故か、枕木もしっかりしてるしね。 |
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20歳代。 手摺りに隠れてました。 そこからゴールまで4段。 どの年齢層よりも、楽勝です。 これは30歳まで来たら、 限界でも背伸びして、 ゴールまで行かせよかというハンデですかね。 まあ、身近の30代も未だに、 精神年齢は17歳のまま だと言い張ってるので、 実際、そう距離が離れてないのかも知れませんが。 |
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さていかがだったでしょう。 上から見るとおわかりいただけますが、 ホントは意外と急勾配です。 距離も300m以上はあります。 此処を登り切れるのは若さの証しなのです。 「俺はまだ若い!」 と身体年齢を調べてみたかったら、 是非、訪れてみてください。 ゴールまでたどり着けば、 凄いサプライズが出迎えてくれます。 人生、違う意味で考えさせらることでしょう。 |