(やまさきのうりょうなつまつり)
場所・山崎町中広瀬
HP・宍粟市山崎町商工会
田舎の祭りってショボくね?
という方に断固として言いたい!
都会の祭りってシンドくね?
ウンザリするほどの人ごみ、どこ見ても目につく警官の群れ、シャレにならない渋滞、
止められない駐車場、悪態をつくわりに値段はボッタクリのテキ屋・・・
そりゃ1万発の花火はあがったりしませんが、
負けず劣らずの魅力が田舎の祭りにはあるんです。
それってどんなとこやねん?
旅行雑誌ではまず紹介されない田舎の花火大会の魅力を今回は実験的にご紹介。
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やってきのは6時過ぎ。 開会宣言に間に合いました。 これからが本番? と思ったら、もう「第1回水鉄砲決戦 山崎夏の陣」は、 終わちゃってました。 試合時間は3時〜5時。 花火に合わせて来たのが仇になったか・・・。 リポートは来年に回すとして、今度始まったのは、 福引大会。 どこで福引券なんか配ってるんだ?地元の人だけか? と思ってたら、〜6:30までの間、 ステージ横の『交付場所』で配っていたようです。 何だかちょっと悔しい・・・。 |
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ここの最大の魅力はなんといっても駐車場の充実さ。 祭りも中盤らへんでやってきたっていうのに、 メイン会場すぐ横に駐車出来ました。 それなのに近場にまだまだ大量に 駐車場を用意してくれているとのこと。 しかも無料。 さすが田舎。至れり尽くせりですな。 土地だけは余っているとでもい言いたげな豪勢ぷり。 ちなみに駐車場は4箇所。 播州山崎花菖蒲園 NECトーキン 山崎東中学校 穴居が利用したのは夢公園駐車場でした。 |
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夢公園内には、お祭り恒例の屋台が多く出てます。 結構、ラインナップはオーソドックス。 金魚すくい、りんごあめ、フランクフルトにカキ氷。 一通りはあるので、都会には引けをとりませんですよ。 サメ釣りなんて久しぶりに見たな・・・。 ところでこの屋根のあるところで開かれる屋台って、 なんか新鮮じゃないですか。 正直、人の流れが集中してごった返すですが、 他にない不思議な雰囲気なので要チェックかも。 夢公園をまたぐこの屋台回廊を、 是非味わってみてください。 |
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7:30から婦人会総出の盆踊り大会があるんですが、 8:00からの花火打ち上げを特等席で見るために、 あえて無視して移動します。 目指すは立ち入り禁止区域一歩手前! 道の駅山崎に花火見物場所が設置してあるんですが、 ここはもう一歩踏み込んで、 ホントに立ち入り禁止区域一歩手前の、 河東大橋に行ってみることに。 あまりに近いので、 もういいところはとられているかな・・・ と思ったら、座って見学できました。 さすがは田舎のお祭り。 花火は目の前です。 |
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8時。 何の予告もなしに突然始まりました。 周りが全て山だけあって、反響音が凄い。 まるで戦場のような様相です。 徐々に人が増えてきましたが、押し合うこともなく 平然と座っていられる快適仕様。 はるばる来たかいがあったってもんです。 しかし山間ってのを忘れてました。 山間の風は一定の方向に激しく吹くんです。 この時は川上に向かって。 そう!穴居人のいる河東大橋の方へ! |
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煙が全て襲ってくる!? 幸い、風の勢い強い分滞在することはありませんが、 爆煙が辺りにモヤのように立ち込めてます。 まあ、花火みるのに それほど支障はないのでいいんですが。 しかし花火が風に煽られて地表近くまで落ちてきてる。 中々にデンジャラス。 田舎の祭りらしいおおらかさ。 と悠長にかまえていたら、花火もクライマックス。 警備員さんが叫びながら、走ってきました。 「ゴミが落ちてくるぞ!!気をつけてくれ!!」 フィナーレを迎えた花火から目を離し、空を見上げると、 無数の白い何かが、ヒラヒラと舞ってます。 なんだろ?これ。 灰かと思ったら、花火の残骸でした。 正体はダンボールみたいなもんですが、 今にしても思うと結構、ロマンチックかも知れません。 花火の最後に雪が降る・・・ う〜ん絵になるシュチュエーションだ。 もちろん着物を汚したくない人は、 早めに退避しましょう。 |
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花火が終わって夢公園へ舞い戻ってきました。 帰ってくるときは登り車線側の歩道がオススメ。 混雑しなくて快適です。 と、夢公園ではプログラムにはない盆踊りが開催中。 お年寄りの方には心臓破りのリズムで 展開されるその光景に穴居人は感銘を受けましたよ。 これこそロックだ! 何か違う気もしますが、 激しい盆踊りって趣向もありだと思うんです。 来年は是非、 メインプログラムに昇格して欲しいもんです。 |